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中高の同窓会

2016年06月24日(金)

先日、岡山白陵中学・高校の同窓会に参加してきました。

岡山白陵の同窓生は、最近ではほぼ毎年、何らかのグループで同窓会を開催しているようですが、私は2年ぶりの参加です。

今回は中学から6年間一緒だった仲間が集まりました。

それほど久しぶりのメンバーはいませんでしたが、いつものように思い出話に花を咲かせていたところ、修学旅行の話題になりました。

Tさん「K(あだ名)は中学の修学旅行一緒に行けんかったな?」

K「ちょっと人に言えない事情で。。。」

I君「俺も!」

原「僕も行ってない。」

なんと6人中3人も中学の修学旅行に参加していないのです。

普通の中学校ではありえないことですが、昔の岡山白陵では普通のことでした。

フェイスブックなどでは「服役中」などと書かれていましたが、正しくは3人とも「停学中」のため行けなかったのです。

当時の校則はとても厳しく、例えば

・髪の毛(丸刈)が伸びすぎたら「逆モヒカン刈り」

・駅でそばを食べたら「停学2週間」

・ゲームセンターで遊んだら「停学2週間」

・私服で外出したら「停学2週間」

・無許可で外出したら「停学2週間」

・複数該当、連続で「無期停学」

・カンニング「退学」

・飲酒や喫煙「退学」

など、まるで生徒を「囚人」扱いしているような学校でした。

3人の中でも私は最も重い「無期停学」で、なんと2ヶ月近くも学校で勉強することができませんでした。

その期間は週に一回だけ学校に行き、毎日書かされる反省文を持参して、故H先生から説教を受けた後、図書館で自習をする。

その繰り返しです。

共犯者のうちの1人は途中で脱落し、自主退学してしまいました。

まるで忠臣蔵のように。

私は何とか最後まで反省文作成と説教地獄に耐え、復学することができましたが、中3の時の成績は最低ランクになってしまいました。

と話は長くなりましたが、私は岡山白陵で、はからずも「くじけぬ心」を培うことができたのではないかと思います。

また、良い仲間にめぐり合えたことにも感謝するばかりです。

原昇平

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