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継続的研修

2011年10月17日(月)

ほとんどの士業には「継続的研修制度」が課されています。

おそらく、どの士業も資格を取得した後も一定のレベルを維持させるために設定しているのでしょう。

私は公認会計士と税理士の登録をしていますので、二つの士業の継続的研修が課されています。

公認会計士:3年間で120時間(1年あたり40時間)

税理士:1年間で36時間

いずれもかなり大きな負担なのですが、厳しさは大きく異なります。

公認会計士の場合、研修時間の不足が続くと業務停止などの厳しい処分があります。

これに対して、税理士の場合は、今のところ研修時間がゼロであっても全く問題がないようです。

つまり、公認会計士は実質的に強制されているのに対し、税理士は努力目標にすぎないのです。

近畿税理士会の発表によると、年間36時間を達成しているのは全体の3割にも満たないとのことです。

このようなことを知らされますと、真面目にやっているのが馬鹿らしくなりますが、ルールは守らねばなりません。

ただ、税理士会主催の研修を受けると、意外と役に立つことがせめてもの救いです。

信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)

http://www.shinwa-ac.net/

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