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年末調整のパターン

2009年12月14日(月)

年末も近づき、すでに年末調整の作業に入っている方もいらっしゃるかと思います。

年末調整については、以前のコラムでとりあげたことがあります。

http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/91.html

要するに、一年間の税金(所得税)の精算を行うということなのです。

ところで、年末調整(「年調」と省略します)には3つのパターンがあります。

①給与年調

所得税の過不足金額を最終給与に加減算することにより調整する方法

②賞与年調

所得税の過不足金額を最終賞与に加減算することにより調整する方法

③単独年調

所得税の過不足金額を給与や賞与とは別に還付または徴収する方法

実務的には、最終給与以後に賞与の支給があるケースは稀ですので、①か③のパターンが大半です。

会社側の立場からすると、入出金の手間が省ける①のほうが合理的ですが、従業員の立場からすると、「へそくり」を作りやすい③のほうが一般的に人気があります。

信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)

http://www.shinwa-ac.net/

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