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ウイルス対策ソフト

2010年04月26日(月)

一般に、パソコンにはウイルス対策ソフトやセキュリティ対策ソフトを導入することが常識となっています。

特に最近では、コンピュータウイルスの感染を防ぐというより、不正な情報漏洩を防ぐことが主たる目的となっているようです。

弊事務所でも開業当初より市販の有名なソフトを導入していましたが、昨年より、年間コストの安い「VS(仮名)」というセキュリティ対策ソフトに変更しました。

しかし、それが間違いでした。

昨年「VS」を導入した当初は特に問題がなかったのですが、主に年明け以降になって、必要なソフトをウイルスと認識して削除してしまったりするようになりました。

仕方なく復旧作業を繰り返すうちに、私は「VS」のセキュリティソフトとしての精度に疑問を感じるようになっていました。

そして、先日大事件が起きました。

月曜日にパソコンを立ち上げようとしても途中で電源が落ちてしまうのです。

何度繰り返しても状況は変わりません。

苛々してパソコンメーカーのサポートデスクに電話をしても、クレームが殺到して全く繋がりません。

この時点で同様のトラブルが多発していることを知り、また「VS」の仕業かと直感していました。

二時間後、サポートデスクにようやく電話が繋がり、パソコンの復旧は無事終了したのですが、原因はやはり「VS」でした。

どうやら、パソコン内の機器のドライバソフトをウイルスと認識して削除してしまったことが原因のようです。

パソコンの安全を守るためのソフトがパソコンを動かなくさせる。

これでは本末転倒です。

早速、「VS」を廃止して、以前に導入していたソフトに戻すことにしました。

コスト面だけで判断してしまったことを猛省しています。

信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)

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